【塗る場所に合わせて】水性塗料と油性塗料の違いは?
外壁塗装を考えるときに必ず出てくる疑問…
それが 「水性塗料と油性塗料の違いって何?」 ということ。
どちらが良い悪いではなく、
“塗る場所に合うほうを選ぶ” のが大切 です。
今回は、仕組みからメリット・デメリットまで、やさしく説明します😊
🎨そもそも塗料って何でできているの?
塗料にはさまざまな成分が含まれています。
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顔料(色のもと)
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樹脂(塗膜のもと)
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硬化剤(樹脂を固めるもの)
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添加物(塗りやすくする成分)
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溶剤(全てを溶かして液体状にするもの)
顔料・樹脂・添加物は個体のため、そのままでは塗ることができません。
これらを 溶剤で溶かして液状にしたものが塗料 になります。
💧水性塗料と油性塗料の違いは“溶剤”
一番の違いは 何で成分を溶かしているか です。
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水で溶かしている → 水性塗料
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シンナーなどの有機溶剤で溶かしている → 油性塗料
仕組みが違うため、性能や扱いやすさにも違いが出ます。
✅水性塗料のメリット・デメリット
🌟メリット
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塗料の伸びがよく塗りやすい
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価格が安い(コスパが良い)
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ニオイが少なく環境にもやさしい
室内や住宅街での施工に向いており、扱いやすさが魅力です。
⚠デメリット
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ツヤが出にくい
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鉄部などには不向きな場合がある
水性は便利ですが、金属への密着性は油性に劣る場合があり、
向いていない素材もあります。
🔥油性塗料のメリット・デメリット
🌟メリット
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防水性が高い
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耐候性に優れており長持ちしやすい
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金属にも密着しやすい
耐久性・密着性ともに高く、劣化しやすい部分には特におすすめ。
⚠デメリット
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価格がやや高い
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シンナーのニオイが強い
性能は高い反面、施工中のニオイや扱いに注意が必要です。
🏠どっちを選べばいい?迷ったらコレ!
実は、水性・油性どちらにも「絶対にこっち!」という正解はありません。
塗る場所や建物の状態に合わせて使い分けることが大切 です。
■水性が向いている場所
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外壁(モルタル・サイディングなど)
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ニオイを抑えたい住宅密集地
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コストを抑えたい場合
■油性が向いている場所
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金属部分(鉄部・雨戸・手すりなど)
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劣化が早い箇所
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より高耐久を求める場合
プロが「素材・劣化具合・環境」をみて最適な塗料を判断しますので、
迷ったら気軽に相談するのが一番です😊
🌈まとめ:どちらも“正しく選べば”良い塗料!
水性塗料も油性塗料も、
それぞれ長所・短所があり、用途によって適切な場面があります。
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✔ 水性は扱いやすく環境にやさしい
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✔ 油性は耐久性・密着性が高い
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✔ 塗る場所に応じて使い分けるのが大切
「どれがうちに合うの?」
「予算と耐久のバランスで選びたい」
そんなお悩みもお気軽にご相談ください(^^)

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