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【塗る場所に合わせて】水性塗料と油性塗料の違いは?

塗装の豆知識 2025.11.22 (Sat) 更新

外壁塗装を考えるときに必ず出てくる疑問…

それが 「水性塗料と油性塗料の違いって何?」 ということ。

どちらが良い悪いではなく、

“塗る場所に合うほうを選ぶ” のが大切 です。

今回は、仕組みからメリット・デメリットまで、やさしく説明します😊


🎨そもそも塗料って何でできているの?

塗料にはさまざまな成分が含まれています。

  • 顔料(色のもと)

  • 樹脂(塗膜のもと)

  • 硬化剤(樹脂を固めるもの)

  • 添加物(塗りやすくする成分)

  • 溶剤(全てを溶かして液体状にするもの)

顔料・樹脂・添加物は個体のため、そのままでは塗ることができません。

これらを 溶剤で溶かして液状にしたものが塗料 になります。


💧水性塗料と油性塗料の違いは“溶剤”

一番の違いは 何で成分を溶かしているか です。

  • 水で溶かしている → 水性塗料

  • シンナーなどの有機溶剤で溶かしている → 油性塗料

仕組みが違うため、性能や扱いやすさにも違いが出ます。


✅水性塗料のメリット・デメリット

🌟メリット

  • 塗料の伸びがよく塗りやすい

  • 価格が安い(コスパが良い)

  • ニオイが少なく環境にもやさしい

室内や住宅街での施工に向いており、扱いやすさが魅力です。

⚠デメリット

  • ツヤが出にくい

  • 鉄部などには不向きな場合がある

水性は便利ですが、金属への密着性は油性に劣る場合があり、

向いていない素材もあります。


🔥油性塗料のメリット・デメリット

🌟メリット

  • 防水性が高い

  • 耐候性に優れており長持ちしやすい

  • 金属にも密着しやすい

耐久性・密着性ともに高く、劣化しやすい部分には特におすすめ。

⚠デメリット

  • 価格がやや高い

  • シンナーのニオイが強い

性能は高い反面、施工中のニオイや扱いに注意が必要です。


🏠どっちを選べばいい?迷ったらコレ!

実は、水性・油性どちらにも「絶対にこっち!」という正解はありません。

塗る場所や建物の状態に合わせて使い分けることが大切 です。

■水性が向いている場所

  • 外壁(モルタル・サイディングなど)

  • ニオイを抑えたい住宅密集地

  • コストを抑えたい場合

■油性が向いている場所

  • 金属部分(鉄部・雨戸・手すりなど)

  • 劣化が早い箇所

  • より高耐久を求める場合

プロが「素材・劣化具合・環境」をみて最適な塗料を判断しますので、

迷ったら気軽に相談するのが一番です😊


🌈まとめ:どちらも“正しく選べば”良い塗料!

水性塗料も油性塗料も、

それぞれ長所・短所があり、用途によって適切な場面があります。

  • ✔ 水性は扱いやすく環境にやさしい

  • ✔ 油性は耐久性・密着性が高い

  • ✔ 塗る場所に応じて使い分けるのが大切

「どれがうちに合うの?」

「予算と耐久のバランスで選びたい」

そんなお悩みもお気軽にご相談ください(^^)

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