【FRP防水】知らないうちに進むベランダ劣化
外壁や屋根は気にしていても、ベランダの状態は意外と見ていない…という方は多いもの。
ですがベランダは雨風や紫外線の影響を大きく受ける場所で、知らないうちに劣化が進んでいるケースも少なくありません😨
気づいた頃には雨漏りしていた…なんて事態を防ぐために、今回はベランダを守る防水工事のひとつ、「FRP防水」について詳しく解説します!
🔧ベランダ防水はどうなっているの?
ベランダの防水は、下記のような層の重なりで成り立っています。
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下地
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防水層
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トップコート(仕上げ)
防水層には大きく分けて2タイプがあります👇
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トップコートを上から塗布するタイプ(FRP・ウレタンなど)
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シートを使用するタイプ(合成ゴム・塩ビシートなど)
メンテナンス目安は、防水層が約10年、トップコートは約5年。
特にトップコートは紫外線で劣化が早いため、こまめなメンテナンスが重要です☝️
⚠️こんな症状が見えたら要注意!
ベランダに以下のような症状が見られたら、メンテナンス時期に関係なく防水工事を検討しましょう。
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ひび割れ
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膨れ
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色あせ
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すり減り
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雨漏り
雨漏りを放置すると、内部まで水がしみ込み、柱の腐食など大きなダメージにつながることも…。
「少しおかしいかな?」と思ったら早めの確認が大切です🔎
💡FRP防水とは?
FRP(Fiber Reinforced Plastics)とは、繊維強化プラスチックのこと。
軽量で耐久性・耐水性に非常に優れており、車のボンネットや浴槽にも使われるほど高機能な素材です🚙
ベランダ防水では、FRP樹脂とガラスマットを組み合わせて層をつくり、その上にトップコートを仕上げとして塗装します。
🌟FRP防水のメリット
✔ 軽量で建物に優しい
とても軽い素材なので、木造住宅や築年数の古い家でも安心して施工できます。
✔ 施工が早い
ウレタン防水が3日ほど必要なところ、FRP防水は1〜2日で完了することが多いのが魅力!
✔ 高耐久・強度抜群
繊維強化プラスチックなので強度が高く、ベランダやバルコニーのような歩行の多い場所にぴったりです💪
⚠ FRP防水のデメリット
▲ ひび割れしやすい
伸縮性が少ないため、下地の動きによりひびが入ることがあります。
▲ 紫外線に弱い
表面のトップコートが劣化すると防水機能が低下するため、定期的な保護塗装が必須!
▲ シート防水より費用が高め
高耐久であるぶん、初期費用は少し高めになる傾向があります。
🛠 FRP防水の施工の流れ
① 目荒らし
表面を削ってザラつかせ、密着性を高める大事な工程。
② アセトン拭き取り
削りカス・油分を除去し、表面をクリーンな状態へ。
③ 1回目の塗装(樹脂+ガラスマット)
防水層の基礎となる強固な層を形成します。
④ 2回目の塗装+トップコート
表面を整え、紫外線・雨風から防水層を守る仕上げを施工✨
🔍まとめ:ベランダは定期チェックが命!
普段あまり気にしない場所だからこそ、劣化が進みやすいベランダ。
「最近見てないな…」という方は、ぜひ一度状態を確認してみてください😊
小さなひび割れや色あせが、大きな雨漏りの前兆かもしれません!
必要であれば、症状別に「補修が必要かどうか」を判断するチェックリストも作成できますのでお声がけください✨

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